小浜の文化を包んでくれる空間に
小浜の町に陽が昇る〜
詞:足立直紀・KAZU/曲:KAZU
① 時代は明治 小浜の町に
文化の朝が明けてゆく
歌舞伎に相撲に 映画に音楽会
いつも幟がはためいて
その名も旭座 庶民の劇場
小浜の楽しみ処
その名も旭座 みんなの旭座
小浜の町に陽が昇る
② 世間で名のある有名人も
ぎょうさんやって来て
歌舞伎に相撲に 映画に音楽会
いつも幟がはためいて
その名も旭座 庶民の劇場
小浜の楽しみ処
その名も旭座 みんなの旭座
小浜の町に陽が昇る
③ 世は昭和 高度経済成長の
時代になりまして
茶の間で見れる 何でも見れる
テレビの時代がやって来た
映画館も劇場も みんな取り壊されて
残った旭座 倉庫になって
小浜の町を見つめてた
④ 気がついたら文化の風は
町から去って行き
「こんな町いやや」「こんな町あかん」
嘆きの風が吹く
けれども旭座 お稲荷さんが
見守り続けてた
古い井戸の 小浜の名水も
何も変わりはしない
⑤ この町どうする このままじゃダメよ
庶民が立ち上がる
その時 旭座 みんなに勇気と
元気をくれた
小浜は古い 城下町 北前船の夢湊
北から南 西から東から
文化の風が吹いてきた
⑥ 何もないと 言うけれど
小浜は捨てたもんじゃない
地下に名水 庶民の心に
文化の泉がわく
「この町が好き!」「ここはええとこや!」
そう思ってたら人は来る
ここに旭座 新生旭座
小浜の町に 陽が昇る